猫。

今日、なんとなく飼ってた猫のことを思い出した。
　
　
名前は・・・・・・伏せとこう。（爆）
　
知ってる人も言わないよーに。（笑）
　
　
　
高2の春の雨の日、
　
ずぶ濡れになって ガリガリになって しかも風邪ひいてたソイツは、
　
おかんの友達のおばはんに連れられて家に来た。
　
鼻水たらして ぶるぶる震えながら。
　
　
あの日、
　
俺の手からパンを喰って、
　
ぬるめに暖めたミルクを飲んで、
　
あぐらをかいた俺の膝の上で寝付いた時のことは今も忘れてない。
　
　
俺が寝てると いつも布団の上に乗っかってきて。
　
　
喉を掻いてやると、
　
気持ち良さそうに瞳をつぶって 喉をゴロゴロさせて。
　
　
少しイタズラすると、
　
軽く爪を立てたり 『 あむっ 』 っとカジってきたりして。
　
でも、その後ちゃんと カジったところを舐めてくれたりして。
　
　
　
　
　
でも6年以上居たソイツも今は居ない。
　
　
ちょうど、
　
一番 世話してた おかんが入院しだして、
　
一番 可愛がってた俺も就職して上京して居なくなって・・・
　
　
それから すぐ出て逝ったらしい。
　
　
　
出て逝ったって聞いたときは、ものすごいショックだった。
　
　
アイツは普通の猫より 一回り小さかった。
　
俺ん家に来た時あんな状態だったアイツが、1人で生きていけるのか？
　
　
　
　
・・・上京してからは、もちろん楽しかった。
　
あのまま実家に居るより楽しいことは多かったハズ。
　
　
でも、ずっと実家に居たらアイツは今でも居たかも知れない。
　
　
どっちが良かったんだろう・・・？
　
　
　
なんて、考えてみても始まらないのは判っちゅう。ヽ( ´▽`)ノ
　
　
　
今はもう、ただ生きてさえ居てくれれば良い と願うのみぢゃよ。
　
　
　
　
　
　
・・・な〜んて。
　
ちょっとセンチメンタルになってるのは、
　
朝から降ってる雨のせい・・・ってことにしておこう。( ￣ー￣)